揺れる欧州
まったく、英国はユーロ離脱を議論するわ、リーガエスパニョーラはストライキ入りを宣言するわ、ギリシャ財政は再びやばいわ、レオシルバはブラジルに帰ってしまうわ、で、背筋が薄ら寒いご時世である。
ペンタである。
こういうときは呑気にボール蹴りの話でもしよう・・・・
☆ ☆ ☆
と、言いながらも、わしらの周辺でも、芳しくない事態が続いている。
わしを筆頭に怪我人が増えているのじゃ。
マサは左「踝(くるぶし)」のあたりが痛み(古傷か?)、
たつは「踵(かかと)」がぶっ壊れている。
わしもGWに左土踏まずを捻るなどして、オーバー50は怪我人だらけである。
しかも、HGデブは相変わらずで10日の日曜日は、左右別のソックスを履いてきた。
アディダスとプーマである。
しかも、「無性にネギが食いたい」と訳のわからないことを言ってもいた。
もしかすると、HGデブは、初音ミクが乗り移ったのじゃろうか?
それともねぎっこに洗脳されたのじゃろうか?
☆ ☆ ☆
古傷か 踝けろけろ 骨の音(ペンタ)
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さて、この2月に蘇って以来、わしも「ベクトル」について、
それから「味方のルックアップのタイミングを覚えることについて」など、
主に中学生のときに発見したことを書いてきた。
ほかにも、いつか書かねば、と思っていることはあるのじゃが、
メモをしておかないので、つい忘れる。
前回は、「途中で狙いを変える」ということを書いたが、やや不十分であった。
それについて補足しておこう。
☆ ☆ ☆
前回書いたことは、ドリブルのときにフェイントの代わりに、途中で狙いを変えてしまうということじゃったが、
これは別にドリブルではなくても、使える。
というか、ドリブルの最中に狙いを変えてしまう、というプレーは相当に身体が軽くないとできないわけで、
エラシコをするような筋力と身軽さを必要とする。
じゃが、これはパスでも使える。
そして、これはわしは今でもやっている、し、割とみなもやっているのではないだうか?
☆ ☆ ☆
たとえば、浮き球をトラップしようとして近づく。
そのとき、パシャリと写真を撮る。頭に保存する。
ボールを見て足で受けようとしたとき瞬間に、撮った写真を引っ張り出して見直すのである。
すると、さっきまで目の前の密集しか見えなかったじゃが、向こうにKMまっしぐらがフリーになっていることに気づくのである。
密集しか見えていないときのわしは、そのまま軽くドリブルをするつもりでいたのじゃが、
向こうにKMまっしぐらがフリーでいるなら話は別である。
わしは、1タッチが2タッチで、フリーのKMまっしぐらにパスを送ることに変更する。
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ルックアップからファーストコントロールの間に、周囲の状況を再検討するのである。
で、緩やかな流れを、急に速くしたするのに使う。
なんじゃか最近わしの周囲では、パスが来て、ボールを受けてから、何をするか考えるというプレーの仕方をする人間が多いが、
わしは違う。
まず、ボールにアプローチするときに、だいたい次のプレーを考えておく。
難しいようじゃが、鳥かごと一緒だ。
あれも、ボールがきたときには、次にどうしようかだいたい判断して決定しているわけで、
あとは鳥の動き方によって、対応を変更すればよいわけじゃが、
わしらはフツーにあれができているわけじゃ。
では、ゲームになるとなぜパスが繋がらないか?
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それはまた今度にしよう。