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蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

ストレス

いとこの子どものチームが選手権予選の決勝を決めた。

 

ここ最近、彼のチームの試合を3試合ほど生観戦していたが、準決勝はインターネット中継で済ませたようとしたら、残念なことに映像が数秒刻みで途切れ、重度の乗り物酔いのようになってしまった。

 

さて、このいとこの子が中学1年生のころからだったと思うが、わしはバルセロナのVTRをDVDに焼いて、送る習慣があった、というか今でもある。小さい紙に解説というか感想を書いてやるのじゃが、書く方も毎回楽しみながら書き送ってやる。

 

彼は中学生の頃、今年Jのチームとプロ契約したKK太の家にそのDVDを何枚も持って泊りにゆき、一緒に見ては明け方近くまで語りあったそうじゃ。

 

KK太は、高校になるときに名古屋へ行ってしまったのじゃが、わしがDVDを焼く習慣は今季も続いている・・・・じゃが、ここへ来て、我がVTRレコーダーの調子が悪いのである。しばしばファイナライズに失敗し、ダビングに失敗するのである。

 

☆     ☆      ☆

 

今回も失敗しているとは露知らず、わしはダビングをセットすると、近くの豊田セブンに出かけた。駐車場にクルマを停め、ドアを閉めると、わしは思わず声に出してしまった。

 

「えんぞんじ!」

 

ちょうど同じタイミングで隣のクルマから女性が出て来て、わしの方をぎょっとしてにらんだ。

 

そりゃそうだ。クルマから出てきて、いきなり、エンゾンジとつぶやく爺がいたら、それは気持ち悪いことじゃろう。

 

☆     ☆     ☆

 

だが、わかってほしい。わしは今、エンゾンジに夢中なのである。

 

エンゾンジは、セビージャの選手である。ポジションはボランチ。このリーガ・エスパニョーラの第11節、サンチェス・ピスファンで、全盛期のブツケツを超えたのではないかと思わせるほど、すばらしいプレーぶりを見せたのじゃった。

 

だいたいこの試合の前半は、セビージャがチームで素晴らしいサッカーをして、まるでバルセロナのようだった。

 

このゲームで、常にノロノロと走り続ける男がエンゾンジである。ノロノロ走っている証拠に彼はいつも、突っ立っている。突っ立って、パスを受け、突っ立ったままパスを出す。そのただのトラップ、ただのインサイドキックが完璧なのだ。

 

先日、U-19のアジア大会の日本代表の試合も全試合をチェックしたが、この中にはまともにキックを蹴れる選手が一人もおらず、見ていて非常にストレスであった。優勝はしたものの、応援しながらげっそりした。

 

わしの頭がおかしくなったのか?そう思っていたところへ、このエンゾンジである。

 

素晴らしい!エレガントである!優雅である!

 

この、ノロノロ走り、突っ立ったままの姿勢で味方のパスコースを一つ増やしてやり、そして実際にパスが来て、さらにポンとつなぐ。これによって、様々な操作を実は行っている。

 

もちろん、こういうことのできる選手は、かつてバルセロナにたくさんいたわけで、シャビしかり、ブスケツしかり、恐らくペップもこのような選手だったのじゃと思われるが、その伝統が、バルセロナではなく、セビージャに繋がれたことに、わしは衝撃を受けるとともに、一筋の光も見た。

 

まぁ、よくよく振り返ってみると、遠藤だってこのタイプ、この思想を持つ選手だったわけだし、レアルのモドリッチもレアルに行って少し変わってしまったけど、もともとはこういうタイプの選手であった。

 

「自分が走らず、ボールを走らせる」これは、サッカーの理想だが、実現するのは実に実に、実に難しい。

 

それともかく、わしが少し前から注目しているビエルサ一族、その一族に名を連ねるサンパオリは、ビエルサ一族の必然で、選手に絶対の献身とハードワークを要求する。

 

このビエルサ一族のベリッソのセルタも、先日素晴らしい試合でバルセロナを破ったが、この日の試合を見る限り、チームの完成度、エンターテイメント性の高さでは、ぐっとこのサンパオリの1年目のチームの方が上である。

 

実際、前半のスタッツでは、ボールポゼッション、パス本数ともバルセロナを上回り、わしの記憶が正しいならば、決定機の数、シュート本数も多分セビージャが勝ったと思う。さらに言えば、観ていて楽しいのもセビージャであった。

 

そのセビージャのサッカーは、だが、ただのポゼッションサッカーではないわけで、もちろん素早い切り替えからのショートカウンターあり、引いて守ってからのロングカウンターあり、もちろん丁寧なビルドアップあり、の、いわゆるサッカー偏差値の高いサッカーをしている。

 

このサッカー偏差値の高さを保証しているのが、10番ナスリと、15番エンゾンジである。

 

☆     ☆      ☆

 

ナスリは、わしの思い込みのせいなのか、もっと我の強い選手で、チャレンジングなプレーをする印象が強かったのじゃが、この試合は、ぐっと大人のプレーを披露していた。スペースへ気の利いたタイミングで走り、味方のDFからボールを受けてやる、という心得が非常に秀でている。

 

もう一人のエンゾンジも、常によたよたと、のたのたとボールに接近し、パスを受け、パスをさばく。それが実に完璧で、ぐんぐんチームがリズムにのってゆく。ほとんどワンタッチ、ツータッチでプレーするのじゃが、そのタッチ数の少ないパスの中に、驚きが満ち溢れている。

 

ハードワークで鳴るビエルサ一族のチームに、こういうノロノロ系の選手が存在して、ぽんぽんとパスをつなぐということが、驚きであり、新鮮であり、正直に言うと、わしはまだ理解できない。

 

こういう不思議に出会うこと、これがまぁサッカーをやったり、観たりすることの醍醐味であろう。

 

☆     ☆     ☆

 

わしの抱いている不思議がわかってくれるじゃろうか?

 

☆     ☆     ☆

 

 

というわけで、この今季最高の試合をダビングしていとこの子に送ろうと思ったが、家に帰り、チェックしたところ見事に失敗していたのであった。

 

残念だが、13日はビックスワンに行くつもりである。かの地では、昨年と同じカードの決勝となった。

イラク戦の前に(個人の力の時代)

最近、腰に膝に足首に、ついでに右手首も痛いペンタである。

 

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さて。どこから書き始めたらよいものか・・・

 

ここはひとつ、リーガエスパニョーラ第7節、バライドスで行われたセルタVSバルセロナ戦の感想から筆を起こすことにしよう。

 

この試合、WOWOW解説者の中でも予想が外れることで有名な野口さんの心配が珍しく当たった。

 

ブスケツのところで奪われないか」と、野口さんは指摘していたのである。

 

そう、1失点目はテア・シュテーゲンからの僅かにズレたパスにブスケツが苦しみ、そこを突かれ、失点に至った。そこからのセルタのパス、シュートも実に鮮やかだった。鮮やかだったとはいえ、当たらない解説者の心配が実現するというのは、バルセロナの病根が深く、しかも著しい所以である。

 

4点目もテアの明らかなミス。

 

バルセロナの病根は、一つはこのGKにある。

 

さて、90分の冒頭、野口さんとわしの意見が違った点がある。「バルセロナの試合の入り方が良い」と、野口さんは評価していたが、わしが思ったことは違った。

 

バルセロナ、サッカーが下手になったなぁ」とげんなりしていたのである。

 

☆     ☆     ☆

 

この日のバルセロナの攻撃陣の先発は、ネイマールスアレスラフィーニャ、その下に、アルダ、ブスケツ、アンドレ・ゴメスを並べたもの。試合の冒頭、プレッシングも効き、相手陣内に押し込んだ。

だが、しかし、なんだか、反町監督の、「人もボールも動くサッカー」なのである。かつてのポゼッションサッカーの極致をひた走っていた頃のバルセロナのパスワークを見慣れた者からすると、「人が動きすぎ、バタバタした印象である。

 

「こんなにバタバタしないと攻撃できないのかなぁ・・・・」わしは思った。

 

考えても見てほしい。かつてのバルセロナは、シャビはシャビのいるべきところに、イニエスタイニエスタのいるべきところに、ブスケツブスケツのいるべきところに、いたのではないか?テレビの画面から選手を見失うということが、ほとんどなかったのではないか?余裕があるときは、まるで鳥かごのように、相手を包囲して、自分たちはあまり動かず、相手とボールを動かしていたのではないか?

 

それでいて、相手がどんなにプレスをかけて来ても、GKからビルドアップをしていた。ぎりぎりのパスワークが実に見事じゃった。コースが塞がれていても、中空を使ったパスを、普通にセンターバックからサイドバックへ通おしていた。

 

なんせ、パスをつなぐということにかけては、ミスをほとんどしない選手が揃っていた。

 

当時の監督、ペップは言ったものである。「ポゼッションだけでは相手を崩せないのでわざとパスミスを犯し、相手に奪わせておいてそこからショートカウンターで攻める」というオプションまであったくらいである。

 

攻撃時も、サイドから簡単に放り込まず、何度も何度も左右に展開しなおし、本当に相手のディフェンスにズレが生じるまで、展開し直していた。

 

こういうサッカーには、当然足元の上手いGKが必須である。テアもそういうタイプであればこそ、ブラボを放出してまでバルセロナが残したはずであった。ビルドアップ向きであり、DFが攻めあがって高いバックラインを引いたときは、そのスペースを埋められるよう、飛び出すのが得意なタイプである。

 

ところが、現在のバルセロナの他の布陣はそのような仕様になっていない。

 

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アルダもゴメスも雰囲気はあるのだが、ボールを受け(あるいは味方がボールを受けるのを助けるようなポジショニングする)、パスをつなぐ(あるいは、味方がパスをつなぎやすいようなポジショニングをする)ということが、狭い範囲で、短い時間で、判断し、プレーできるかというと出来ない。

 

かなり大雑把な選手なのである。

 

極端に言うと、シャビよりもポグバに近い。本人の身体能力や試合を決定づけるような働きという面からは、ポグバたちの方に軍配があがるが、パスをつないで自分たちのチームに有利なようなプレーをし続けるという点では、シャビの方がはるかに上である。

 

だが、このような選手は、まわりに似たタイプがそろわないと、凄みを発揮できない。

 

そして現在、シャビのような選手が急激に減ってしまった結果、ポグバサイドの能力ばかりがクローズアップされる時代になって来てしまった気がする。MFからトップ下までの選手への評価軸が変わってしまったのではないか?

 

この潮流はユーロで急にはっきりとしてきて、各国リーグが進むにつれてはっきりとしており、この分では香川や清武のような活かし活かされるタイプはますます試合に出られなくなるのではないだろうか?彼らは守備にも弱点をかかえている。

 

個の力で変化をつけることができるというタイプでは宇佐美が再び渡欧したが、彼にもまた守備に不安がある。残るは原口で、彼は試合に出ている。

 

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さて、話をバルセロナに戻すと、この試合テアにばかり話題が集中しているようだし、守備の崩壊が叫ばれているようじゃが、わしの見立ては違う。実際はMFの力の下がり方が限界を超えたのではないかとわしは思う。

 

実際、この試合では、イニエスタが入ると、ボールの落ち着きようがまるで違った。

 

守備時には、昨年からリトリートしたときは、4-4-2のゾーンディフェンスをしているとわしは思っている(のじゃが、誰も賛同してくれない。ぶつぶつ。ジダンレアルの4-1-4-1と違うつーの)。このときは、メッシがいない方が、ネイマールスアレスともよくプレッシングをしており、良い形で守れている。

 

問題はビルドアップ時にショートカウンターを浴びてしまうことなのだ。 

 

以前なら問題なく繫げていたことが、現在は出来ないのである。

 

野口さんは、ネイマールラフィーニャへボールをぶつけることを提案していたが、これは違うと思う。セルタの監督ベリッソは、わしの以前書いた記事で言うところのビエルサ一族であり、深い位置の相手に対してはマンツーディフェンスをする。画面にはあまり映らないが、たとえネイマールラフィーニャが開いて構えたとしても、そこには執拗なマークがついたはずでる。で、マークがついたところから、前へとプレッシングするのである。

 

まあ、セルタのサッカーが素晴らしかったと言ってしまえば、その通りなのであるが・・・

 

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とまぁ、わしは思うのじゃが、さて本当のところはどうなのじゃろう。

 

さて、ここから明日のイラク戦を占ってみようと思ったのじゃが、もしまた夜に暇が出来たら書くことにしよう。

対キルギス戦

「この時間に彼は技術がぶれないということは、もうなんて言ったら好いんでしょうねぇ」山本昌邦は言葉をのみこんだ。

 

キルギス戦の後半ロスタイムに、久保はチーム8点目となるゴールを決めた。彼は相手のディフェンスラインの間でボールを受けると、効き足の左足のアウトサイドで、ちょんちょんちょんと3度ボールをつつき、わすかな隙間を見つけシュートを打った。

 

山本はプレーが途切れるのを待ちながら(すぐにまた日本のチャンスが訪れていた)、頭の中を整理し、時間帯のこと、彼の年齢のこと、そして守備をさぼっているわけではないこと、「にも拘らず」久保が素晴らしいゴールを決めたこと、その価値を付け加えた。

 

しかし、山本がこの僅かに言いよどんだ時間の間に、わしの頭は別の言葉を浮かべていた。

 

「これはもう、何って言ったら好いでしょうねぇ・・・・」わしは思った。「そりゃ、もう小野伸二以上ということじゃろうて!」

 

☆     ☆     ☆

 

ブラジルワールドカップ以来、わしは日本人の「うまい系」にすっかり懐疑的になっている。それはこのブログにつらつら書いて来たので、ここでは繰り替えさない。

 

スペインリーグでは先日触れた玉野淳だけでなく、中村俊輔も通用しなかった(怪我もあったらしいが)し、家長もダメだった。乾も難しいシーズンを迎えている。

 

「清武、どうなんでしょうねぇ」

先日、ニュータウンの人口芝の上で、TN先生にそう尋ねた。

「通用しないんじゃないすかねぇ」

TN先生は悲観的だった。わしも同様である。

 

その後、リーガが始まり、清武は素晴らしいスタートを切った。代表戦後も、アシストを決めていて、なかなかの活躍である。

 

だが、わしはまだ楽観的になれない。

さて、時間は、少し戻って、7月のニュータウン人口芝に。

 

わしは再度尋ねた。「日本人は、リーガじゃ通用しないんですかね?」

TN先生は少し考えて、「小野伸二だったら通用したんじゃないですかね?」と言った。

わしも少し考えて、「そういや、小野伸二がオランダにいたころ、バルセロナが興味を示しているという時期がありましたね。シャビの控えじゃないかっていう憶測でしたが。小野だったらそれくらいは充分できたんじゃないですかね」

 

☆      ☆      ☆

 

1999年のワールドユース優勝チームと準優勝チームのキャプテンは、その後のサッカー人生において大きく明暗が分かれることとなった。クラブチームでも、ナショナルチームでも、世界1に輝いたシャビ。掴めるものは、ほぼ全てを手に入れたと言ってよいだろう。他方で、小野は怪我に悩まされ、不遇の天才としてキャリアを終えつつあるように思う(勝手に失礼だが)。

 

だが、考えてみると、卓越したボール技術とサッカーセンス、そして周囲を使って自在にボールを回すのが得意という意味では、二人はかなり良く似た才能の持ち主である。

 

小野にバルセロナが興味を示したのは、わしの記憶が確かであるならば、2008年のあのスペインとバルセロナの快進撃以前の話。シャビもまだ、ダービッツやデコの影に隠れ、本来の輝きを見せ始める前のことだったと思う。

 

だが、バルセロナは、このカンテラ育ちの才能の重要性を分かっていた。

 

サッカーがうまいということの本質を理解していたのじゃと思う。だから小野伸二に目を付けたのじゃないかと思う。

 

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さて、久保である。久保は実際にバルセロナカンテラの一員だったわけであるが、その才能というものに、わしはまだ疑問を抱いている。

 

理由はいくつかあるが、それは日本人の「うまい系」にもう騙されまいと用心する癖がついてしまっているせいもある。期待して、裏切られたくないのじゃ。

 

とほほ。

 

それから、日本人の17歳の壁というものにも、先日触れたところである。

 

久保は、「うまい系」であり、まだ15歳である。18歳になったときも、まだ「うまい系」として通用するのか?

 

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バルセロナは、久保が18歳になったときに、契約し直すことを希望しているというが、現在の活躍ぶりを見るとそれも頷ける。いかにもバルセロナ好みの選手である。

 

わしの目からしても、久保は小野伸二を超えつつあるように思う。

久しぶりの、文句のない「うまい系」に育ってほしいものである。

 

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さて、各国のリーグが始まり、先日などはマンU対マンCという豪華な対戦もあった。モウリーニョグアルディオラのライバル対決でもあったらしい。

 

バルセロナから移籍したブラボはかなり苦しんでいた。あれほど見事にバルセロナのキーパーを務めていた男が、である。世の中わからないものである。

 

マンCは、以前からボールポゼッション系のチーム作りを目指していて、その延長線上で、最後にグアルディオラを招聘してタイトルを獲得しようという魂胆であるのじゃろう。というか、そんなことは明々白々なのであるが、この日の試合を見る限り、何かが足りない。なんていうか、シャビとイニエスタが足りないのかもしれない。ダビド・シルバは全盛期を過ぎてしまったかのように思う。

 

マンUの方はもっと足りない。

 

この試合、すげーと思ったのは、ポグバである。やはりユーロのときは手加減していたらしい。ポグバの身体の強さは、プレミア向きであるし、たぶんこれから無茶苦茶すごいことをやりそうである。

 

☆     ☆      ☆

 

バルセロナが有力選手を休ませたらアラベスに負けてしまったのに対し、レアルはクリロナとベイルを休ませてエスパショールに勝ってしまった。

 

試合後のジダンはほくほく顔である。人がニタニタする様は、なんといやらしいことであろう。あのジダンでさえも、なんだかいやらしい人みたいであった。それほどうれしかったのじゃろうが・・・・

 

ま、言いたいことは、バルセロナと言うのは、適応するのに難しいチームじゃということである。

 

シャビからラキチッチへの交代は、非常にうまくゆき、これがチーム戦術の転換と非常にフィットしている、このことは昨年書いたとおりだ。もう一つ、ペドロとスアレスの交代も大きかった。この二人の存在が、グアルディオラ時代の成功とはまた別の成功を導いている。

 

今年の課題は、だが、Bプランをどうするか?である。

 

見渡してみると、ラキとスアレス以外、あまり適応に成功したという選手を見かけない。アルダはまだ難しいところだし、デニスも怪しげである。ブスケツの控えとなると、ラキでさえ心もとない。パコもまだ苦しんでいる。

 

あ、ウンティティはすっかりなじんでいる。

 

他方で、Aプランにも少し心配の種が見え隠れしている。どーも、マスチェラーノの様子がおかしい。昨年までは見られないようなミスが目立つ。

 

それに、テア・シュテーゲン・・・この人は、アヤックスバルセロナ系のゴールキーパーとして、非常に雰囲気のある人だと思う。小柄だが、スピードがあり、足元の技術も高い。DFラインを高く設定することの多いバルセロナには欠かせない、広大なスペースを埋めることに長けているように思う。だが、若い頃のビクトール・バルデスと一緒で(あるいはそれ以上に)、ポカが多い、てか目立つ?

 

常にレアルの上を目指すことが義務付けられたような近年のバルセロナとしては、ちょっと「軽い」。

 

更に、エンリケの采配も大丈夫かという点がある。

 

負けてしまったアラベス戦では、相手の5バックをとうとう崩せなかったし、その反省点からか、レガネス戦では3-4-3を採用したが、守備は崩壊していた。

 

MSNの破壊力で快勝したように見えるが、監督の立案した作戦としては不出来で、不細工な勝ち方であった。

 

Bプランを試しつつ、相手の戦術に対応しつつ、勝ち続ける。これは本当に大変なことじゃ。

 

ということで、明日のアトレティコ戦で、今年前半のバルセロナのレベルというものが見えてくるのじゃろう。

 

今夜はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対UAE戦

まさかの敗戦とはよくぞ言ったもので、わしも開いた口がぽっかりぽーん、なのであった。

 

☆     ☆     ☆

 

オキニの改正事件に傷心したわしであるが、引き続き減量計画中で暇があると体育館に通っているのである。すると先週の金曜日のことであった。南体育館3階に天使が舞い降りたのである。

 

ダレノガレ明美と、西内まりやを足して2で割ったような美女である。美人であるということは確かに驚くべきことで、グラビア雑誌の実物大写真を切り抜いて、そこにぽんと置いたような感じがする。完璧である(ただし、後でランニングマシーンに乗った彼女を見たら、ケツがやや大きかった。せいぜい走って絞ってくれ!)。しかも、他にいる女子がゴミクズのように見えるではないか!改姓してしまった憎きオキニが、たとえその場にいたとしても、多分まるめた紙屑にしか見えなかったであろう。

 

わはははは!

 

笑いながら、帰りがけにリセッシュを求めてオキニのお店に立ち寄ったら、妙に親切にされ、デレデレしてしまった、金曜日の夜のわしであった。

 

☆     ☆     ☆

 

日本はおもてなしの国なので、海外から来る人たちを分け隔てなく親切に遇するという悪癖が治らない。

 

1日の試合の後、UAEの監督は、インタビューに答えて、言ったそうである。

 

「私の方から、まず日本サッカー協会の皆さまに、非常に良くしていただきましてお礼を申し上げます。それからこの素晴らしいスタジアム、ここにお越し下さったファンの皆さまにも「本当にありがとうございます」と伝えたいです。本当にエキサイティングな経験をすることができました」

 

まぁ、随分気持ちよくなってくれたものである。

 

むかし、ジョーに卵を投げつけたことのある同じ国民とは思えない。もしかすると、現在スタジアムに脚を運んでいるのは、ジャニーズのコンサートと勘違いした人間なのではないだろうか?

 

1998年に、わしはミラノまで中田英寿を見に出かけたのであるが、帰国後、4、5人のメンバーとメールをやり取りしていた。うち、2人は女子だったのであるが、当時の女子は気が強いというか、口汚なかったというか、トルシエなんかはボロクソに言ったたよなぁ、あれにはビビったものである。

 

今だって、スマップが解散するっていうんでフアンがかな騒いでいるらしいが、そのサマをWEBで見るにつけ、頭狂ってるんじゃないの?、マルキーなんじゃないの?と、背筋が寒くなるわしじゃが、アホであるくらい熱狂的であってよいじゃないだろうか?

 

お行儀が良くなるだけが国際化というものではないし、文化的というわけでもないじゃろうに・・・・

 

☆      ☆        ☆

 

さて、ハリルはがっくり落ち込んでいるらしい。

 

あ!そうだ!忘れていた!

 

ハリルは、ヨーロッパ偏重、世界標準が大好きな人ではないか!WOWOWに招待され、喜んでフランス出張をしていた人である。心は既に世界へと羽ばたいていたのである。

 

しかし、ハリルはアジアで結果を残していない。

 

日本代表は、アジア標準と世界標準との二つに合せて、ダブルスタンダードでチームを作らないと勝てないというのは、ジーコが2006年に反面教師として証明してくれたとおりである。

 

あるいは、2010年、岡田が、俊輔の不調から急遽パスサッカーを捨て去り、あの醜い南アフリカでのチームに作り替えてベスト16に進出してしまったことで立証済である。

 

ザッケローニも自分なりの改良を施し、アジアでのアドバンテージを見せつけたが、選手たちを信用しすぎた。ブラジルでは、選手たちはやれる気でいたが、まるで通用しなかった。フィジカルも、メンタルも、技術も足りないことを露呈した。アジアでは通用していたものが、木っ端みじんになった。

 

ハリルは、現在の欧州のスタンダードを最もよく知っている「現役の」監督であるが、そのチーム改良が、アジアで効果的かと言われれば、怪しいのかもしれない。

 

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さて、柏木の代わりに、大島というのは驚いた。さらに宇佐美ではなく、清武である。この二人に共通するところは、最近活躍した選手ということである。それと、ショートパスがよくまわるんだったらかなり使える選手ということである。

 

この二人を起用したからには、もうすこし縦に急がずポゼッションを重視すべきであった。急がせなかったら、この二人と、香川、本田なら、相当回せたのではないだろうか?回して、回して、相手を相手陣に押し込み続けるようなサッカーで、勝てたのではないだろうか?

 

相手は日本をリスペクトしているはずであり、ホームである。相手にサッカーをさせない、それくらいの違いを見せつけるサッカーを狙っても良かったのではないだろうか?

 

それが縦に急がせすぎ、ミスが出て、奪われてカウンターを浴びる、というシーンが多かった。

 

この、縦に急ぎ過ぎミスが多発すぎという試合は、もう結構見たぞ。もはやデジャブかよ、ハリル君。もう少ししっかりしたまえ。

 

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さて、リオ五輪での日本選手の活躍を見るにつけ、なんだか不思議な気分になった。

 

こういうところで、ただわーいと喜んでいたのでは、中学2年生である。なんでだ?と疑問に思わないといけない。

 

わしは「これは選手に対するサポートが厚くなったに違いない」と睨んでいたのである。だって、次回は東京五輪ではないか!実際、その通りだったらしく、東京五輪決定後、がっぽがっぽ選手の育成と、国際経験への補助に税金を投入しているらしい。その成果が見事に現れたのである。

 

では、サッカー協会がすべきことは?

 

今夜はこの辺で。

 

問題はソックスなのか?

つい最近、お気にに会いにココカラファインMU店に出かけたら、お気にの苗字が「G」から「Ⅿ」に代わっていた!

 

養子にでも行ったのであろうか?いや、そんなはずはあるまい。これは間違いなく結婚してしまったのである。8割、いや9割結婚とみて間違いあるまい。く、く、くっそー!

 

「お気にのばかー!」わしはクルマにのって寺泊の海に向かって走り、叫んだのである。いや、実際は、田圃の真ん中でハッポウダイを眺めて叫んだのである(心の中で)。

 

さて、最近「一人10キロ減量計画」を提唱しているわしでる。わしらのチームは、中年から初老のチームなので、だいたい少しずつふっくらしている。

 

わしも、高校生の頃のベストは58㎏(これは痩せすぎじゃが)、現在は70㎏くらいある。この間、筋肉は落ち、脂肪は増え続けているわけで、これは重い錘を体に巻いて運動しているようなものである。辛いのは当たり前なのである。

 

で、わしが60㎏になったら、体脂肪も落ち、その間運動もするので、筋力はややアップし、さぞかし身が軽くなるに違いないのじゃ!

 

そう考え、プロティンを買いに走った矢先の、出鼻をくじくお気にの改姓事件であった。

 

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さて、各国リーグが始まった、そろそろお休みしていたwowowと再契約せねば。そりゃ、今年はプレミアも面白うそうであるが、やはりなんといってもリーガ・エスパニョーラである。先日もT先生と、リーガのチームは技術が高いっすねぇと話したばかりであるし、何と言ってもエイバルに移籍した乾が、「リーガがパッと見テクニックがないように見える選手でも、ふつーにうまい」と盛んにビビッていたし、今年もやはりリーガですな、と思って、wowowを契約したら代表戦週間である。

 

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それはそうと、先日体育館へ走りに行ったときのこと、忘れ者大王のわしのこととて、当然ながら幾つかの忘れ物をしていた。その一つがソックスであった。仕方なくわしは素足にフットサルシューズを履いて走ってみたら、これが素晴らしいのである。

 

これまで、たいてい右足は外側に向かって高く傾斜するような感じがして、気持ち悪くて仕方なかったのじゃが、そんな感じがまったくない。左右の足がバランスよく水平で、しかも足の指がシューズの内側をよくグリップしてくれて一体感が半端ない。足とシューズに一体感が生まれると、当然のことながら思うように動けるのである。

 

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わしは自宅に帰って来て、さっそくネットを検索してみた。たぶん「フットサル、ソックス、フィット感」みたいな言葉で検索したものと思う。

 

すると、ある人の記事を見つけた。その人は、あるメーカーのランニングソックスを履き、その上からフットサル用のソックス(ただしシューズに入る分部はカットしたもの)を重ね履きしているのだという。

 

早速わしは、オオミヤスポーツのランニングソックスコーナーにに行ってみた。すると、あるはあるは!とにかくランニング用のソックスは、いろんな種類のが売られているのである。サッカー用、フットサル用のソックスは、生地が厚ぼったく、野暮ったい造りなのに対し、こちらは一般的に薄い生地で、繊細な造りである。5本指のもあり、足裏に小さい吸盤のようなものがついていて、それでシューズとの密着性を高めようというアイディアのものもある。

 

「な、なんという素晴らしいものが売り出されていたことか!」

わしは感嘆の声をあげてしまった。

 

わしが中学生の頃は、とにかく清潔とか匂いなどというものに無関心で、部室にシューズもソックスも入れっぱなし、前日雨天のグランドで履いた泥だらけのソックスを、翌日もそのまま履くということも当たり前だった。

 

ほかもメンバーも似たような状態だったのではないじゃろうか?

 

それに比べて!わしは、そのコーナーの棚もまえで、あれこれ悩み、考え、想像をめぐらしながら、2足購入した。きぶんはウキウキである。

 

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さて、それで早速また体育館へ行き、そのソックスを装着して走ってみたのであるが、すぐに膝に違和感を持ってしまった。これはソックス、シューズというよりも、はしゃぎすぎである。

 

それからやや自重気味の2週間を過ごし、昨日初めて日曜日の体育館でのフットサルで履いてみたのである。

 

一言で感想を言えば、悪くない、である。

 

すごく高い感じ、斜めの感じともない。ジャストなフィット感はないが、これまでのサッカー用のソックスよりはずっと良い。

 

わしはしばらく体育館のフットサルはこれでやるつもりじゃ。

 

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ところが、である。このランニング用のソックスを履いてみることを、マサに話したところ、マサは「もう5本指のを履いている」というのである。彼の場合は、5本指のソックスの上から、通常のサッカー用のソックス(カットしていないヤツ)を重ねて、2重にして履いているらしい。

 

うーん、みんないろいろ工夫しているものじゃなぁ!

 

 

 

 

 

スウェーデン戦

リオオリンピック、グループリーグ3戦目のスウェーデン戦を観た。

 

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「白戸彩の唇は大丈夫か?」

今日、『シン・ゴジラ』を見に行って、一番気になったのは、そのことじゃった。いや、映画はなかなかの傑作じゃった。『エヴァンゲリオン』の続編の声を聴かないなぁと思っていたら、なんと監督の庵野秀明ゴジラを撮影していたのか!

 

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白状すると、わしは典型的な夜型で夜が更ければふけるほど目が冴えるのじゃが、朝はたとえ身体は起きても頭は大抵眠っている。だいたい何時くらいまで眠っているかというと、朝10時くらいまで、眠っているのである。

 

なので、今朝のスウェーデン戦も実は朦朧とした記憶しかないのじゃが、無失点であったことに現れたように、非常に安定した戦いぶりであった。確か、スウェーデンの2トップはなかなか実績のある選手じゃったように思うのじゃが、ほとんど仕事をさせなかった。

 

この年代の日本代表は、守備から入り、リアクションサッカーをこれまで披露してきたが、この日はスウェーデンを相手陣に押し込み、主導権を握るサッカーもできることを証明した。いやぁ、今更ながら、結構良いチームじゃったんじゃないの?少なくとも、今回のスウェーデン、コロンビアよりも「まだ試合が観てみたい」と思わせるチームになっていた、と思う。

 

初戦の不出来と、2戦目の決定機でのミスが悔やまれる。が、仕方ない。

 

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今回のチームのうまい系には、これまでの日本代表にはいなかったタイプがいるように思われる。

 

まず、中島。小兵のドリブラーは、例えば、香川や乾もそれに該当するが、中島は左サイド張った位置で貰うところからスタートするのを得意としている。より乾に近いが、乾がスピードにのったドリブルを得意とするのに対し、中島は左右の小刻みな切り返しを得意とする。こういうタイプは中盤の密集でも力を発揮する。

 

それから、この2試合でびっくりしたのが大島。大島が時折イニエスタに見える、と言ってしまったら褒めすぎだろうか?密集でのタッチ数の少ないプレーの精度は大したものだし、今日のアシストへつながるドリブルもイニエスタ風というか、イスコ風というかとにかく少しスペインの香りが漂っていた。ちょっとバルセロナ風な選手であることは間違いないようだ。(コントロール、キックが安定している)矢島も含めて、(かつての)香川のようないかにもトップ下が好きですという個性ではないように思う。守備にもそれなりに献身的である。

 

トップ下というよりも、4-3-3のインサイドハーフのような選手が育っている印象である。より周囲とのコンビネーションで力を発揮するタイプである(ただし、中島は少し違う。彼はもう少し欲が深いように見える)

 

手倉森監督が4-3-3を採用したくなってしまうのは、このような新型タイプのうまい系ミッドフィールダーが多く存在していたせいではないのだろうか、と少し考えさせられた次第である。

 

このような個性の選手のいるチームが、今日の試合のように選手間の距離を近く保ち、コンビネーションでプレーすることができれば、それは良い試合をするだろうね、という教科書のような試合になった。

 

世間では、このチームに対する厳しい評価が多いが、アジアも突破できなかった谷間の世代としたら、成長できた方なのではないだろうか?

 

それに、上記したような個性の芽のようなものも見えて来た。

 

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そうそう。

 

わしにはいろんな疑問があって、それをいつか書きたいと思っているのじゃが、つい忘れてしまっている。

 

先日書いた、「海外へ挑戦した選手がJリーグに戻ってくると存在感が圧倒的に薄くなる」という現象も、どうしてそんなことになるのか分からない。出戻り組で、ばりばり頑張っているのは、大久保と俊輔くらいの気がする。モチベーションが落ちてしまうのじゃろうか?

 

似た現象で、U-20で活躍できたのに、その後鳴かず飛ばずになってしまう選手も非常に多い、という気がするが、いかがなものじゃろうか?

 

それはよくあることなのかも知れないが、1999年のワールドユース、あの小野伸二たち、いわゆるゴールデンエイジのその後のそれぞれの活躍を見守ってきたわしにとって、「世界での経験」が必ずしもその後のサッカー人生に直接アドバンテージになるわけでないというケースを数多く目の当たりにすることは、逆の意味でびっくりのわけじゃ。

 

ワールドユースに出場した遠藤などは、日本の戻ったらJのプレスにビビらなくなったと証言している。「かかってこいよ」くらいな余裕が生まれたらしい。

 

今回のリオ五輪組、特にブラジルやナイジェリアの圧力にさらされた選手たちは、身体のなかに特別な感覚が刻まれたはずで、それを是非今後のサッカー人生に生かしてもらいたいと期待しつつ、それを実現できるのは何人なんだろうと、訝しく思うのである。

 

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今夜はこの辺で

シューズについて考える、というか悩む

先日の続きでシューズについて考える。というか、悩んでみる。

 

最近、タツの影響か、むっちむっちの女性が気になりだしたペンタである。リオでは、福原愛ちゃんが良い感じではないか!

 

老いて益々変態の、ペンタである。

 

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さて、先日書いたよいうに、以前のわしは軽いシューズが好きであった。現在でも、芝生の上で「裸足で」サッカーをやるときが一番気持ちよく動けるので、本来であれば、空気のように軽く、羽根のように薄く、絹のように柔らかく、ソールは一万円札のように薄いシューズが好みであったろうと推測する。わしはトォキックは基本しないし、パンチのあるキックも蹴らないので、それで充分なのである。更に、あまりダッシュもしないし、ターンもしないので、ソールのグリップはそれほどきつくなくてもよい。

 

というわけで、今年の1月に購入したのは、プーマの最も軽いシューズであった。履いてみるととても軽くて、ソールも薄く素足感にすぐれていて、大いに気に入ってしまった。しかし、サイズを間違えてしまった。わしは普段から25.5㎝のシューズを履いているのに、どうしたわけか26.5㎝のシューズを買ってしまったのである。お店で試着したときの気の迷いとしか考えられない。

 

当然、実施にフットサルをやると、シューズが簡単にすっぽぬけてしまう。中敷きを入れたり、ソックスを2重に履いたりしてみたが、こうなると、本来の薄さがなくなる。なんだか竹馬にのってサッカーをしているみたいなのじゃ。

 

他方で、クッション性は低く、体育館で1時間も遊んでいると、膝にダメージが来る。

 

その様子を気の毒がって、KMまっしぐらが息子さんのシューズを譲ってくれた。彼の息子さんは、現在はバレーボールをやっているらしい。そのおさがりである。大いに感謝しつつ履いてみたのであるが、厚く、重く、しかも滑ってしまう。

 

仕方なく、軽いプーマに戻してフットサルをやっていたところ、膝を大いに痛めてしまった。ま、この原因はのちにシューズだけのせいではなく、水泳教室にあったことがはっきりするのじゃが。

 

ところで、それからしばらくしてタツに誘われて、外サッカーをやったみたところ、この10年以上前のミズノのスパイクがみょーに足にしっくりきて、感動してしまった。人工芝のお蔭で、膝にもダメージが少なかったこともあったのじゃろうが、とにかく履き心地が良い。

 

膝にダメージが少ないということは、こんなに楽しいことなのかと感動してしまったわしは、室内でも是非こういう感じでフットサルをやってみたいと考え、シューズのクッション性について調べてみた。すると、アシックスのシューズには、踵と中央にクッションが入っており、クッション性が高いと書いてある記事をみつけた。わしはKMまっしぐらから貰ったシューズをひっくり返してみてみた。それはアシックス製だったのである。すると、ちゃんと踵と中央にクッション材が入っているではないか!

 

おお!これこそ今のわしの体育館スポーツに必要なシューズではないか!これに中敷きを入れてやれば、益々クッション性に優れ膝は痛まなくなるのじゃなかろうか!わしは再度感謝の念を抱きつつ、自分の運の良さににやりとした。

 

そして、その週から確かに膝へのダメージは減ったのである。

 

日曜のフットサル遊びのあと、下手をすると水曜日までは膝が痛く、散歩に行く気にもならないわしであったが、月曜日から早速ランニングをしたり、筋トレをしたりしたくなるではないか。

 

ところが、2週目になると不満が出てくる。なんだか、右足が傾いているような気がするし、足を包んでくれる感触がなく、フィット感が悪い。

 

さらに3周目になると、今度は例の竹馬に乗ってサッカーをしているような感覚が戻って来てしまう。で、仕方なく中敷きを抜いてみると、この感覚は改善されるが、今度はやはり膝へのダメージが少し発生し、しかも脱げてしまいそうな感じになってしまう。KMまっしぐらから貰ったシューズは、惜しいことに26.0㎝じゃったのである。

 

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さて、わしは悩んでいる。やはりわしとしては、軽くて、薄いシューズが良い。断然動き安いのである。だが、膝へのダメージが低いのがうれしい。つまりクッション性の高いシューズが好みである。しかもソールが薄っぺらの方がありがたい。

 

こんな夢のようなシューズを、誰かつくってくれないかのぉ。。。。