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蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

スウェーデン戦

リオオリンピック、グループリーグ3戦目のスウェーデン戦を観た。

 

☆     ☆     ☆

 

「白戸彩の唇は大丈夫か?」

今日、『シン・ゴジラ』を見に行って、一番気になったのは、そのことじゃった。いや、映画はなかなかの傑作じゃった。『エヴァンゲリオン』の続編の声を聴かないなぁと思っていたら、なんと監督の庵野秀明ゴジラを撮影していたのか!

 

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白状すると、わしは典型的な夜型で夜が更ければふけるほど目が冴えるのじゃが、朝はたとえ身体は起きても頭は大抵眠っている。だいたい何時くらいまで眠っているかというと、朝10時くらいまで、眠っているのである。

 

なので、今朝のスウェーデン戦も実は朦朧とした記憶しかないのじゃが、無失点であったことに現れたように、非常に安定した戦いぶりであった。確か、スウェーデンの2トップはなかなか実績のある選手じゃったように思うのじゃが、ほとんど仕事をさせなかった。

 

この年代の日本代表は、守備から入り、リアクションサッカーをこれまで披露してきたが、この日はスウェーデンを相手陣に押し込み、主導権を握るサッカーもできることを証明した。いやぁ、今更ながら、結構良いチームじゃったんじゃないの?少なくとも、今回のスウェーデン、コロンビアよりも「まだ試合が観てみたい」と思わせるチームになっていた、と思う。

 

初戦の不出来と、2戦目の決定機でのミスが悔やまれる。が、仕方ない。

 

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今回のチームのうまい系には、これまでの日本代表にはいなかったタイプがいるように思われる。

 

まず、中島。小兵のドリブラーは、例えば、香川や乾もそれに該当するが、中島は左サイド張った位置で貰うところからスタートするのを得意としている。より乾に近いが、乾がスピードにのったドリブルを得意とするのに対し、中島は左右の小刻みな切り返しを得意とする。こういうタイプは中盤の密集でも力を発揮する。

 

それから、この2試合でびっくりしたのが大島。大島が時折イニエスタに見える、と言ってしまったら褒めすぎだろうか?密集でのタッチ数の少ないプレーの精度は大したものだし、今日のアシストへつながるドリブルもイニエスタ風というか、イスコ風というかとにかく少しスペインの香りが漂っていた。ちょっとバルセロナ風な選手であることは間違いないようだ。(コントロール、キックが安定している)矢島も含めて、(かつての)香川のようないかにもトップ下が好きですという個性ではないように思う。守備にもそれなりに献身的である。

 

トップ下というよりも、4-3-3のインサイドハーフのような選手が育っている印象である。より周囲とのコンビネーションで力を発揮するタイプである(ただし、中島は少し違う。彼はもう少し欲が深いように見える)

 

手倉森監督が4-3-3を採用したくなってしまうのは、このような新型タイプのうまい系ミッドフィールダーが多く存在していたせいではないのだろうか、と少し考えさせられた次第である。

 

このような個性の選手のいるチームが、今日の試合のように選手間の距離を近く保ち、コンビネーションでプレーすることができれば、それは良い試合をするだろうね、という教科書のような試合になった。

 

世間では、このチームに対する厳しい評価が多いが、アジアも突破できなかった谷間の世代としたら、成長できた方なのではないだろうか?

 

それに、上記したような個性の芽のようなものも見えて来た。

 

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そうそう。

 

わしにはいろんな疑問があって、それをいつか書きたいと思っているのじゃが、つい忘れてしまっている。

 

先日書いた、「海外へ挑戦した選手がJリーグに戻ってくると存在感が圧倒的に薄くなる」という現象も、どうしてそんなことになるのか分からない。出戻り組で、ばりばり頑張っているのは、大久保と俊輔くらいの気がする。モチベーションが落ちてしまうのじゃろうか?

 

似た現象で、U-20で活躍できたのに、その後鳴かず飛ばずになってしまう選手も非常に多い、という気がするが、いかがなものじゃろうか?

 

それはよくあることなのかも知れないが、1999年のワールドユース、あの小野伸二たち、いわゆるゴールデンエイジのその後のそれぞれの活躍を見守ってきたわしにとって、「世界での経験」が必ずしもその後のサッカー人生に直接アドバンテージになるわけでないというケースを数多く目の当たりにすることは、逆の意味でびっくりのわけじゃ。

 

ワールドユースに出場した遠藤などは、日本の戻ったらJのプレスにビビらなくなったと証言している。「かかってこいよ」くらいな余裕が生まれたらしい。

 

今回のリオ五輪組、特にブラジルやナイジェリアの圧力にさらされた選手たちは、身体のなかに特別な感覚が刻まれたはずで、それを是非今後のサッカー人生に生かしてもらいたいと期待しつつ、それを実現できるのは何人なんだろうと、訝しく思うのである。

 

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今夜はこの辺で