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蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

コロンビア戦

リオ・オリンピックのコロンビア戦を見た。

 

☆     ☆     ☆

 

いや、わしは満足である。このくらいやってくれれば良いのはでないじゃろうか?

 

南米の中堅どころに良い試合をしたのじゃから。

 

そうそう、最近わしはすっかり大人になったのじゃろうて、日本代表は、南米の中堅どころと良い試合をし、欧州の中堅どころと見所のある闘いをし、そしてアジアでは常に優勝争いをしてくれれば、それで満足と思うようになってきた。そしていつか再び天才が現れて、わくわくするようなW杯を見たいものじゃ、と。なんとかわしが生きているうちに、そんな風になってくれぬものかと思うておる。

 

さて、問題は対アフリカ勢である。

 

じゃが、それはまたいつか考えることにしよう。

 

 

☆     ☆     ☆

 

この試合、一番修正が出来たのは、監督じゃないだろうか?初戦のナイジェリアに対する4-3-3の採用。あれはいかがなものだったんじゃろう?

 

4-3-3と言えば、わしが繰り返し書いて来たように、相手陣へ押し込む状態を目指すことには向いている。それから、前線の3枚が守備を免除されるならば、ここへまず預けてしまってからーのカウンターにも向いているらしい。しかしながら、リトリートしてからのゾーンディフェンスには向いていない。

 

ところが、このオリンピック日本代表のチームは、珍しく4-4-2のゾーンディフェンスが「きちんとできる」チームなのである。ロンドンのときの代表も「いちおうこれが教えられていた」ということであるが、それ以上ではなかった。

 

他方で、このリオ世代のアジア予選で見られた4-3-3は、本人たちも4-3-3と言いながら、実は4-1-4-1であった。システムとしては、かなり未熟じゃったと思う。

 

それをオリンピックの初戦でいきなり採用するというのは、監督の不手際と見えてしまうのじゃが、いかがであろうか?また、監督自身も言っていたが、初戦では「多くのものを背負わせすぎた」と反省している。ただでさえ硬くなりがちな初戦に、さらに負けられないプレッシャーをかけてしまったわけである。

 

監督としてはチームのモチベーションをあげようとして力を込めたのじゃろうが、それが裏目で出たということじゃろう。

 

この辺の、日本人のメンタルというものも、大いに研究しなくてはならない。昨年のワールドカップで奇跡を起こしたラグビー代表チームには、女性のメンタルトレーニングコーチがいて、彼女は確か4年がかりでチームをサポート。「負け犬根性」にまみれた男どもの根性を入れ替えることに成功した。

 

また、どうも日本人は、緊張する局面になったとき、開き直るところまで追い詰められないと、本来の力が出せない、という傾向にあるようだ。

 

試合の中で言えば。0-2でリードされ、もう後がないという状態。この状態になって、初めて思い切りの良いプレーができるようになる。あるいは、グループリーグ初戦で敗戦してしまい、後がなくなって開き直る。

 

南アフリカのときは、初戦のカメルーン戦からうまくいったが、それまでがダメダメだった。エースの俊輔がスペインリーグに移籍してからおかしくなり、代表選でも効果的な動きができなくなる。アフリカに入ってから、岡田はその俊輔をはずし、なんと本田を1トップに持ってくるという、大博打に打って出て、チームに衝撃を与えた。初戦から切羽詰まっていたのである。また、あのときは、長友も素晴らしい活躍をした。

 

ロンドンのときの対スペイン戦は、もう相手が世界王者だったので、最初から実は失うものがないことは分かり切っていた。

 

こういう状態になったとき、日本人男性は強い。一丸となって働けるのである。

 

今回も、初戦のナイジェリアは実は世界王者だったのではないじゃろうか?その王者に対し、ごく正統的に4-4-2で挑めばずっとチャンスが作れたんじゃないだろうか?

 

というわけで、このシステム、メンタルコントロールという点で、一番切り替えが必要あったのは、手倉森監督であったが、見事それをやってのけた。切り替え、反省の早い人である。

 

☆     ☆      ☆

 

このコロンビア戦、一番活躍したのは、審判である。ハンドを見逃し、オフサイドを見誤り、PKを与え、イエローカードも相応しくないものを連発。レベルに達していなかった。

 

日本では井手口が良かった。前からがつんとうまく奪えた。やりすぎた箇所もあったが、仕方ない。19歳。まだ完成というわけにはいかぬ。

 

中島ショウヤも良いところを見せた。この二人のことは、実はわしはかなり気に入っている。

 

☆     ☆     ☆

 

 

さて、最近シューズというものを考えている。というか、これまで、「軽ければよい」、「薄ければよい」あとは「プーマ」ということでフットサルシューズを買っていたのじゃが、ところがどっこい。歳をとってくると、物事は単純ではなくなってしまうのである。

 

と、ここからフットサルシューズについて書こうと思ったのじゃが、急に眠くなってきたので、今夜はこの辺で。