読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

競争の無さ

女子サッカーリオ五輪出場を逃した(たぶん)。

 

女子サッカー冬の時代の到来である。

真冬の後、早く新たな芽吹きがありますように・・・

 

☆     ☆     ☆

 

さて、この短い期間になでしこ日本の何が変わってしまったのか?

 

それは競争のなさなのではないだろうか?

ドイツワールドカップ以来、同じ顔触れが続いている。

もう少し変化、競争があってしかるべきだと思うが、いかがなもんじゃろうか?

 

今回、良さが目立ったのは、横山と近賀である。

横山は大野から、近賀は有吉からポジションを奪って、試合に臨んだ。

それぞれ個人的なモチベーションも高かったと思われる。

(石清水からポジションを奪った田中は、今日の試合であまり良いところがなかったが)

 

他のポジションは、無風だったと言わざるを得ない。

 

そのせいか、宮間までが一時のパフォーマンスから2ランクくらい調子を落としていた。

パス精度も、ここぞという局面でのドリブルにも切れを欠いた。

 

大儀見も、タイミングよく落ちて来て、一度ボールをあずかり、

さばいてまた上がるというパターンを産み出そうとするが、

どうも廻りと今一つ合わない。

 

しかもゴール前でのポジションの取り合いで気合を欠いた。

 

ほかの選手は言うに及ばず。

 

特にひどかったのは、ボランチである。

 

澤が引退し、運動量限定の後継者とわしが期待した宇津木は、故障したのか招集されていない。その結果、2人の競争相手がいなくなり、ポジション争いはぐっと楽になった。

 

結果、初戦では、宮間がここに入ることになった。

宮間のボランチも悪くはないが、それを活かすには周囲との連携が欠かせない。

オーストラリア戦では、チーム全体がびびってしまい、その結果終始間延びしてしまった。間延びしているなら、間延びしているで、パスの繋ぎようがあるのじゃが、それもできない。

 

2戦目は、川村と上尾野辺であったが、2人とも合格点には遠いプレーであった。

テレビの解説では褒めていたが、褒める程ではなかった。

試合としては、3試合の中では一番よかったが、最後の仕上げで正確性を欠いた。

 

ボランチの2人に関していえば、上尾野辺は、周りと合わず(特にアウトのちょんというパスが味方とタイミングがまったく合っていなかった)、川村は周りが見えていなかったし、キックミスも多かったはずだ。

 

今日の三試合目、中国戦に起用され、今日のバックパスをやらかしてしまったわけだが、起用した方にも責任があると思う。

 

ワンタッチでプレーした本人はたぶん福元まで戻したつもりだったのだろう。

 

だが、ボールが少し弱く、一番近いのは田中だったように思う。

だが、田中はよそ事のように反応し、しかも、中国選手の突進に気づいた後も、

なぜか他人事のように、熊谷を呼んで任せようとしている。

 

田中としては、川村のパスは当然福元を狙ったもので、自分はこの角度では関係ないと、見切ってしまったんじゃないだろうか。

 

「うまい系」の選手がときどきやってしまう「決めつけ」である。

 

周囲の意図を読めない選手と、読みすぎて決めつけてしまう選手と、この感覚が合わない選手同士がうまくすり合わせるのは、実はかなり難しい。

 

それはともかく、なでしこのサイクルは終わった。

監督も交代し、新しい一歩を踏み出そうではないか。

 

☆     ☆     ☆

 

さて、リーガの、レアルのディフェンスに難があることをわしは先の記事で書いたのであるが、むこうではジダンがディフェンスで修正をしようとして、しかも失敗していた。

 

レアルは、クロースがさがりすぎず、中盤でフラットなラインを敷いて、前を押し出すようなプレッシングを始めていたらしいのだが、アトレチコシメオネはさらにその対策を練っていた!(ほんとかよ!?)

 

これが本当なら、まったくリーガのサイクルのなんという速さであろうか?

3週間で、ぐるり、と変わってしまう。

 

ただ、レアルが勝てなくなったのは、実は守備のせいではない、と思う。

 

ジダンが就任してから一番変わったのは、絶好調のベイルが怪我をして離脱してしまったことで、このせいで相手への威圧感が相当減ってしまった。

 

同時に、黒くなったクリロナも力が落ちた。

トルコの愛人のところに毎週通っているという噂があるが、相手は男だそうである。

 

力が落ちたのに、エゴと個人技への依存は変わらない。アホか?

 

このチームの見所は、唯一モドリッチの美しいパスである。

 

☆     ☆     ☆

 

他方で、バルセロナの方は、中盤の3枚がターンオーバーで回っていて勝ち続けている。ブスケツまで休める試合がつくれるのは大きい。必ずしも、ラキッチやセルジロベルトがブスケツの代役としてパーフェクトなわけではないが、それにしても勝っている。

 

MSNの方は、まるで休みなしで試合に出ている。一時、ネイマールの切れが落ちたようであったが、すぐに戻ったようじゃ。信じられない3人である。

 

次の代表選があるのがいつかチェックしていないが、これさえ突破できれば、まったく問題がないのであろうか?

 

☆     ☆     ☆

 

リーガでは、この無敵バルセロナにいろいろな個性が挑んでくる。

 

マンツーディフェンスからのハイプレッシャーで、ショートカウンターを狙ってくるセルタ。とにかくポゼッションでは誰にも負けないラージョ。ひたすら守備を固めカウンター一発かセットプレーののアトレチコ。ポゼッション偏向から妙にバランスが取れてきたビジャレアル潜水艦浮上中!。そしてとにかく個の力でねじ伏せようと勘違いを続けているレアルマドリーと、それぞれのチームの色がはっきりしていて、非常に面白い。

 

同じバルセロナに負けるにしても、負け方がそれぞれ違うのである。

 

こんなリーグはめったにないのではないか?

 

昨年末のクラブワールドカップでの、あの無策のリバープレートを思い出すと、リーガの面白さが際立つ。

 

☆     ☆     ☆

 

さて、これからラージョ対バルセロナの録画を見るか!

それとも、桐谷美玲を見ようか?

 

うーん、悩ましいところである。