蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

コンパスターン(序破Q)

こないだオヤックスでBBQをやっていたら、タツがやたらエアロバイクを漕ぎまくっていることが判明した。自分でトレーニングできる奴は偉いのぉ。わしもさすがにエアロバイクは持っていないが、ダンベルやチューブ、足の重りなどなどを買って持っておるが、まれーにしか使わないのである。

ま、仕方ないので、プールに通いだしたというのは、ちと違う。プールに通いはじめたのは、本当に肩こりがひどかったからである。

 

☆        ☆        ☆

さて、コンパスターンである。

 

右利きのFWの選手が右サイドで張って待っていたとしよう。

 

       相手D    ↑

             右利きFW

     ○

    パサー

ここで、重要なことは、相手DFはパサート右FWの両方が見えるポジションに立っていること、そして実際に見ていることである。つまり、相手Dは身体をこちらに向けている。

 

他方で、右FWは↑方向、つまり相手ゴール方向を向いている。実際にはパサーが見えるように、斜(はす)に構えている。前線の選手は(ポストに入る以外は)斜に構えるのが原則である。

 

そして、外側の足(つまり右足インサイド)でトラップする。

 

このようにすると、受けてルックアップしたときに、相手ゴールが見えるからである。

 

その際、ちょっと腰を時計回りに回転させ、ボールをまっすぐ前に出してしまう。こうして、相手DFの背中の方にコントロールしてやると、一気に裏へ抜けることができる。できれば、次の瞬間右足でシュートを打てるような位置に置けるように練習する。もっと先へ落とすことができれば、そのままダッシュすることもできる。

 

相手にとっては、まず自分のゴールに迫られるのが嫌なわけで、こうやってプレーの一番目の選択肢として縦へ侵入するテクニックを磨いておいた方がよいことは、わしがいうまでもない。

 

☆        ☆        ☆

 

さて、この右利きの選手が左サイドで張っていたとしたらどうであろうか?

 

わしはちょうどその左サイドで張ってる右利きの野郎だったわけなのじゃが、いちおう3種類のコントロールを使い分けていた。

 

①上記したと同じことを、左足て狙う。左足のコンパスターンをする(わしの場合たいてい縦に侵入してそこから左足インサイドでクロスを上げる)。

 

②右足のアウトで引っ掛け、カットインしてシュートを狙う。

 

③足裏でコントロールして、そのままドリブルに入り、相手とカケヒキをする。

 

ま、もちろん、④足元で止めてしまうというケースもあるし、⑤ダイレクトで味方に戻すという選択もある。 

 

☆        ☆        ☆

 

さらに、この右利きの選手が中央にいたらどうじゃろう?

 

   相手D    右FW    相手D

 

こんなふうに、左右に相手はいるのじゃが、少し離れていれば、足元に強いパスで通ってしまうケースもないわけではない。というか、結構ある。

 

ここで、後方からのパスをコンパスターンをして受けることができれば、一瞬のうちに相手GKと1対1になるこができる。ただし、この場合は時間がない。すぐに相手DFがシュートを防ぐためにつぶしにくる。

 

じゃから、左足でコントロールしたら逆時計回りにコンパスターンをしてすぐに右足て打てるところに置く。右足でコントロールしたら左足で打てるような場所に時計回りでコンパスターンして、置く。

 

これが素早くできれば、冷静にGKの構えを観察する暇くらいはあるかも知れない。

 

そして、シュートじゃ!

 

☆        ☆        ☆

 

今夜はこの辺で。