蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

代表戦の季節

おーす!

 

ペンタです。ひさしぶりじゃのう。わしはずっと忙しく、オキニや愛人に会う暇もないくらいじゃった。もちろん、週末のフットサルはやっておったのじゃが、もう脚が疲れ切っておって、すっかり疲弊老人と化していたところである(今もヘロヘロである)。

 

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さて、ペンタというのは、「五つの」という意味で、たとえば音楽の「5音音階」のことを、「ペンタトニック」といったりする。

 

人類のほとんどの民族音楽が、5音音階でできている。また、過去において、人類は、よく世界の要素を「5つの要素」からできていると考えていた。「火」とか「水」とか「木」とか「金」とか「地」とかである。

 

つまり、「5つの」というものは、人間に思考にとって馴染みが深いものなわけじゃ。たぶん、3万年くらい前から「5つの」というのは人類の思考の元(もと)になってきたのである。なんで、3万年?と思うかもしれないが、人類が音楽や絵画を残すようになったのは、だいたい3万年ちょっと前のことで、人骨と一緒に「笛(パイプ)」が発見されたりするのじゃが、その笛を吹いてみると実際「5音音階」のメロディーが奏でられるのである。

 

この3万年前というのが・・・という話はまた今度にしよう。

 

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ちなみに、スペイン後で、「プンタ」というのは、「先端」という意味で、これに中央のという意味のメディアをつけて「メディプンタ」とすると、日本でいうところのトップ下に近いポジションになる。背番号は6。

 

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さて、代表戦である。男女両方の試合を、忙しいなりに見ておる。

 

明日もわしは朝からTMRの西埠頭へゆき取材せねばならぬので、ちゃちゃっと簡単に書いておこう。

 

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男子のイラク戦であるが、なんせ相手が格下で、参考にならない。マスコミでは、ハリルホジッチ効果でなどと騒がれているが、実際どうなのだろうか?

 

「縦に早い」ことが、相手に知れてしまえば、それはそれでなかなか得点が奪えないものである。

 

収穫はようやく柴崎と宇佐美が代表に安定してくれそうなこと。

 

特にアギーレ時代、遠藤が見ている前での柴崎は神経質そうで痛々しかったが、本来の力を出せるような精神状態になったようである。ハリルホジッチのサッカーが縦に早いとすれば、彼がボールを持ったときに、3トップは一斉に走り始めるわけで、そのなかから適所にパスを突き通すというのは、なかなか面白い作業だと思う。ピルログアルディオラになったような気分であろうか?彼にはここぞというところでのロングランやファーストディフェンスの切り替えの良さもあり、そういう部分でも期待している。

 

宇佐美もすっかり自分の良さを出せるようになった。相手DF3人が揃っているゴール前でずんずんドリブルをしてゆく、という選手はやはりこれまでにないタイプで、シュートの上手さといい、一人でゴールを決めてしまえる力を持っている。「天才」と言われながら散っていった数々の日本人ドリブラー(たとえば前園、たとえば家長・・・)の最初の成功者になるよう、いのーる!

 

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今日のなでしこの試合は、人工芝のせいか暑いせいなのか、なんだかメンバーの走り方がおかしく見えた。ちょっと疲れがたまっていて、足が前に出ないときの走り方をしてるのである。

 

あの内股の1対1大好き女鮫島や、掃き溜めに根性鶴女宇津木、さらには永遠のロリドリブラー川澄なんかもなんかもたもたしている。

 

そんななかで、菅澤だけはちゃんと走っていた。彼女は普段なにをやりたのか分からないタイプのFWだがコンデションが好いようである。

 

深い人工芝のせいなのじゃろうか?

 

さて、今回のメンバーは、数年前に新潟にいた選手が多い。上尾野辺、阪口、川村、そして菅澤である。この4人は、わしは新潟時代の彼女たちを生でも見たことがあるので、こうしてカナダで頑張っている姿を見ると、すこし感激してしまう。

 

特に、ボランチという激戦区を勝ち抜いてきた川村には改めてエールを送りたい。

 

彼女の何がよくて選ばれているのかわからないが(たぶん、サイズとヘディングの強さが大きかったのではないかと思うが)、なんだかニコニコ嬉しそうに練習している姿が頼もしいではないか。試合でも、今のところ気が利いたプレーは見かけないが、ハードワークと身体を張った仕事をやり続けているようである。