蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

つなごうと思えばつなげる

なでしこ対イタリアを見た。

 

ところどころ危ないシーンがあったとはいえ、この日のなでしこはポゼッションでイタリアを圧倒した。パスが数多くつながり好機も多く作った。なでしこらしい試合ぶりが戻ってきた。

 

澤は大変よかった。想像以上である。天才少女と言われた選手が、チーム一のベテランになり、すべてを手にした後で、これほど守備でサボらないのは驚異である。むしろ、危機察知能力は増しているのではないだろうか?また、攻撃への切り替えも速く、小さいスペースをみつけては繰り返し走り込む。こういう選手とサッカーをしたいものである。

 

疲れのせいか宮間のハードワークが不足しており、キック精度も微妙ながら狂っているように見えた。得点が奪えないのは、一つは彼女に原因があると思う。なでしこのようなチームでは、やはり宮間がどんぴしゃりのパスを出さないと得点は増えない。

 

大儀見は悪くなかったが、彼女がもっとも機能していた頃と比べると、ややポストになる回数が減っていると思う。彼女は預けてたのもしいタイプでもあり、パスワークの多彩さをアップするにはもうちょっと彼女に預ける回数が増えてもいいはずだ。大野との連携を確認したほうがいい。

 

阪口もちょっと全盛期よりも安定感がない。彼女は奪われそうで奪われないターンが得意で、素晴らしいつなぎ屋、展開屋であるが、まだミスが多い。簡単なミス、難易度の高いミス、いずれもまだ減らすことができるはずだ。特に今日のイタリアは何を思ったか、彼女へのプレスがかかっていなかった。おいおい阪口をフリーにするのかよ、勉強してねーなお前ら、というツボを抑えていなかった相手なのである。本番ではこうはいかないはずだ。

 

近賀は次第に良くなっている!頑張れ!もうちょっとだ。

 

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さて、わしらのフットサルチームでは、現在攻撃時に「とりかごサッカー」をやろうと取り組んでいる。

 

今夜は、YouTubeでちょっとわしのイメージに近い動画を見つけたので、はっておく。

 

 

www.youtube.com

 

 

特に最初の方の指摘が基本である。

 

①ボールを受けるときに、外向きでボールをトラップしてしまうと、パスがつなげなくなってしまう。外向きに身体を向けてトラップしてしまうと、味方と敵の両方を背にすることになり、そちらが見えなくなる。見えない味方にパスをつなぐことは難しいわけだし、背後から接近する敵のプレッシングもかわしづらい(キープするだけなら、別だが)。こういうトラップをして効果があるのは、時間稼ぎのドリブルをするときくらいなものである。

 

②コートを広くつかうことを意識してポジションをとり、よいコントロールをすると、プレーの選択肢が増える。右へのパス、左へのパス、中央へのパスと、パスコースだけでも3つあれば、相手は対応しづらくなる。

 

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今夜は以上じゃ!