闘争心を呼び戻せ!
大きな川のある町を取材し、帰って来て文章にする。所要時間3時間。時給1000円ナリ。すこし割に合うようになったぞ。いや、ちとまて。結構下調べにかかったから、やはりまだ率悪いな。
こうなったら、一件一件金銭以外のタメになるようなことを獲得してゆくしかないな。
さて、明日の下調べ・・・・・
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へんしーん!とぉ!
記者から、蹴球人に変身したペンタです。
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記事を書くのにつかれ、テレビをつけるとアルビレックス対FC東京戦のロスタイムであった。武藤が時間稼ぎをしようとコーナーフラッグのところに行くと、レオシルバとコルテースのブラジリアンが追いかけ、武藤の脚をレオシルバが蹴飛ばした。
両チームの選手が険悪な雰囲気になったところで、パソコンに戻る。あれからどうなったやら。
しかし、日本の、新潟の試合で、屈辱的な時間稼ぎをされ、怒りをプレイで表現しようとするのが、ブラジリアンだというのはどういうことだろうか?
サッカーの基本は、闘争心である。
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WEB上でそこらじゅうで見かけるのが、サッカー選手で成功する選手は、人差し指と薬指を比べた場合、薬指が長い、というもの。これは母親の胎内にいるときに、男性ホルモンを多く浴びると、そうなるという。欧州リーグでレギュラーをはる選手には、これに該当する選手が多いらしい。
男性ホルモンの名前は、テストステロン。
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このテストステロンは、加齢とともに減少する。そうすると、妙にふっくらとした女性的な身体つきになったり、ホルモンバランスが崩れ抑うつ的になったり、怒りっぽくなったり、精力が減退したり、疲れやすくなったり、さまざまな症状となって現れる。
じゃが、このテストステロンを多少増やすこともできるらしい。
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最近見た、TEDというアメリカのプレゼン番組では、王者のポーズ(スーパーマンのポーズ)を2分間とるだけで、このテストステロンが増加するという。
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ふるちんでいると、テストステロンが増加するという。
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もちろん、バランスのとれた食事、十分な睡眠、そしてお気に入りの女の子とお話することも。
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どーやらわしもつかれやすいと思ったら、このテストステロンが減少していたに違いない。それに違いないのである。
そうである!
思い出した。わしは、お気に入りの女の子ができたのであった。彼女に会いに行こう!
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というわけで、家の近くのわしはクスリのこだまに行ってきた。20時20分頃、店員はふたりじゃった。商品棚を整理しているのがのっぽの男、そしてレジにいるのは、オー!わしのお気に入りではないか!
さてさて、買いたいものは…と思って探してみたが、わしのほしいものは見当たらない。わしは、食べたくなったら飲むジュースみたいなものを探しているのじゃが、ダイエット食品のコーナーにも、ジュースコーナーにもない。ジュースコーナーの前でウロウロしていると、一人の若者がわしも好きなカルピスウォーターを1本手に取り、レジに向かう。
むむ!
「カルピスウォーター1だけかよ!」わしは怒りに燃えた。「不自然じゃ。そんなものは、となりのスーパーで買えばいいものを。さては、この若者もライバルの一人にちがいない!」
嫉妬に狂った視線をレジに向けると、その若者ににこやかに応接する我がお気に入りなのである。
むむむ!この尻軽女め!
わしが口唇炎をこじらせ、ぬり薬をもとめてやって来た2月には、あんなに親切に対応してくれたのに。肩こりに悩んだ3月にも、お店のあちこちを案内してくれながら、いろんなクスリを紹介してくれたのに。
カルピスウォーターたった1本買う客にそんなナイスな笑顔をふりまくとは、なんてやすい女じゃろう。
わしは呆れて、店を出ることにした。わしは急にヨーグルトを腹いっぱい食べたくなったのである。こうなったら、となりのスーパーで一番高いヨーグルトを買ってやる。そして一気食いしてやる!
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わしがレジにいる彼女の真後ろを通りかかったとき、彼女は急に振り向いた。そして、まるで知り合いにでもするかのように、ものすごくにっこりと笑ったのである。眉毛をさげ「てへぺろりん(ノ∀`)」てな感じで笑ったのじゃ。
むむむ!
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わしは、悟ったのである。
①わしは、背の低い、ちんちくりんな女が好きなようである(結婚した相手は身長172cmじゃったが)。
②わしは、優香をちょっとくずしたような顔が好きなようである(つきあった女にはそんな奴はいなかったが)。
③わしは、尻軽女でも、かまわず好きである。
④なんだか、お気に入りはわしが気に入っていることに気づいて、それを弄んでいるようじゃが、それでも好きである。
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えーと、冗談ですから!
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さて、明日の下調べ。明日は、上杉謙信が若い頃にいた土地にむかう。