蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

他人の気持ちになる

肉食えば 屁が臭くなり 法隆寺

 

こんばんは!俳句を読み始めたペンタです!

 

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現在は、人間の歴史上もっとも富が偏っている「不平等な」時代であるらしい。アメリカでは、人口のわずか10%に富の90%が集中しており、しかもある大学の研究によると、お金もちになればなるほど、モラルが低下するのじゃという。もちろん、モラルの一つには、「分かち合う」という意識が含まれるわけじゃが、このチンパンジーにも見られる行動原理が、人間の場合、お金持ちになればなるほど減っていくらしい。もちろん、規範を守るという意識もトロけてゆく。自我肥大し、わしがルールじゃ!みたいな状態なるのじゃろう。

 

たしかに、わしがもし世界一の金持ちになったとしたら、①サッカーのスペインリーグごと買い取り、日本で開催させることにする、②ノラ・ジョーンズを拉致し、リリックホールでわしのお友達のためだけに、毎晩演奏させる、③全枝豆農家を競わせ、もっとも美味い枝豆を毎朝バケツ一杯届けさせる、④わしの住む市の山という山は、蜩だらけにし全山でカナカナ鳴かせる、みたいなことをすると思う。

 

いいなー!やってみてー!

 

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ということで、このブログを読んでいる方のなかには、少しずつハリルホジッチの強化策と、わしらがオヤックスの特性とは逆なものである、ということに薄々気がついているのではないじゃろうか?

 

今夜のJリーグタイムでは、ハリルホジッチのあげた課題を、①走力、②プレイスピード、③球際という3つにまとめていたが、実は年寄りチームには、まさに①走れない、②素早くプレイできない、③球際どころか近づいた時点でやられる、という特徴が見られる。

 

これを前向きにとらえれば、日本代表とは、真逆の方向に進んでゆけばよい、といことなのである(素晴らしい論理の飛躍)!

 

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すなわち、①あまり走らない、②予測したり、準備したりしておく、③相手と接近しない、競らないというサッカーをすればよい、ということなのじゃ!

 

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これはまさしく、日本代表が諦めた、バルセロナのパスサッカー!鳥かごサッカーである。

 

 

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ま、鳥かごは、どういうわけかオヤックスの誰もが好きな練習で、もう10年以上続けている。

 

実は、この鳥かごを、試合でできるようなれば良いだけなのじゃ!

 

ああ!なんという簡単なことに今まで気付かなかったのじゃろう・・・・

 

では、何故わしらは練習では結構上手にできるようになっている鳥かごが、ゲームではできないかというと、鳥かごをやるつもりでやっていないからである。

 

と、いうことで、これからはすこし鳥かごサッカーにトライしてみたいと思うのじゃが、どうじゃろうか?

 

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さて、今日はそれとは別に、宿題を出してみよう。

 

自分の味方の選手の特徴を、それぞれ観察し、理解するのである。その選手は、ピッチのどの辺にいることを好むか?どんなトラップをするのか?どういうタイミングでルックアップをし、パスを出すのか?どこのエリアで良いプレイをするのか?

 

それを考えてみよう!

 

なかには「あいつにボールが渡ると周り見えないからさー、走っても無駄だし、パスも出したくないよね」とか「あいつは目が見えないからさー、攻撃のときもはスペースに走りこまないし、守備のときはスペースを埋めないんだよね」という奴もいるかもしれぬが、それも第一歩である。

 

それではまた!