蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

反省

前回は、書いているうちに内容が空中分解してしまった。反省しているわしである。

 

しかし、言い訳をするならば、この日記を書くときに、あまりこういうことを書こうと決めておらず、書きながら考え、思いつきをつづってゆくというライブ感満載でやっておりますので、まとまらないことは多々あるというものじゃ。ま、人間の考えなどというものは、とりとめのない姿が本来のもので、あまりカチカチと決まっているのは、それは「死んだ思考体系」というものである。

 

なんて、エラソーにいったのじゃが、なんだか、この日記を毎日10人程度の方がのぞいていらっしゃるようで、その方々のためにも、もうすこしまともまことを書いたり、頻度高く更新したりするよう心がけますじゃ。

 

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とまぁ、本日のタイトル「反省」という点について書いてしまうと、もうノープランである。

 

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あ、そうそう。ハリルホジッチである。

 

彼が監督になって以来、「走る」ということ、それも「スプリント」ということが見直されることになった。

 

なんでも、ブラジルワールドカップで優勝したドイツチームの選手一人のスプリント数は33回、日本人選手は17回だったそうで、2倍程ドイツ選手が上回っていたことになるらしい。そういう情報を指摘したのはおそらくハリルホジッチ周辺のわけで、代表選手たちにも伝えられたものであるのは間違いない。

 

「スプリント」というのは、時速24km以上のスピードで走ることで、時速24kmで走ることのできない本田は大いにびびったということである。というのは、嘘である。

 

それはともかく、こういうメッセージがJの選手にも伝えられ、話題になるようになり、ではJの選手たちのプレーは変わるのであろうか?ということが楽しみで、本日のグランパスエスパルスを見た。

 

この試合はグランパスの良いところが出た試合で、永井、矢野といったところがスピードと運動量を惜しみなく発揮し、川又もストライカーらしいところも見せ、守備では闘莉王を中心とした3バックがはまり、エスパルスを圧倒した。

 

なかでも、永井の運動量とスピードは特筆すべきもので、特に守備時の相手ウィングのドリブルを何度もかっさらう姿は、印象深かった。迷いがふっきれた感じである。攻撃だろうが、守備でだろうが、とにかくスピードが評価されるということを信じて走っているように見えた。

 

これで、ひと試合持てば大したものなのじゃが、途中で足を痛めたか交代になった。すると、それまで永井に仕事をさせてもらえなかったエスパルスの村田が闘莉王を置き去りにし一矢報いてしまった。グランパスにとっても、永井にとっても明らかに課題を残す結果となった。

 

またグランパスの22番小屋松という選手が途中から出てきたのじゃが、たしか昨年だかの高校選手権に出場した選手で、この日もちょいと目立つプレーをしていた。タイプとしては香川の系列に連なる選手で、ドリブルとパスの両方に才能がある。

 

が、楽しみかと言われると、そうでもない。もう、こういう上手い系には心が動かないのである。こんなの、掃いて捨てるほどいるのである。掃いて捨てられたくなければ、必死にほかの武器を身に付けるべきであろう。

 

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そうそう。先日からJりーぐタイムを見ていて、横浜の試合で大活躍を続けている三門選手には、大変失礼しましたとお詫びしなくてはならない。

 

というのは、新潟に三門選手がいたときには、こんなに良い選手だとは気付かなかったからじゃ。レオシルバがきて放出されたときも、もったいないともなんとも思わなかった。それが、ほんとに良い選手なのである。

 

この日も伊藤翔だったかに素晴らしいパスを出していた。

 

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他方、新潟は歴代GKが素晴らしかったが、ここへ来てどうなんだろう。東口をガンバに返してしまったのは、まずいかもしれないぞ。

 

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ということで、今夜もまとまらないが、とりあえずグランパス永井は頑張っておった、という報告である。

 

それではこの辺で!

 

see you!