蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

リオデジャネイロ五輪に向け

おーす!もひとつおまけにおーす!

 

いかりや長介、ではなく、ペンタです。

 

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さて、ブラジルがリオデジャネイロ五輪年代チームの育成に失敗しているらしい。

 

近年のブラジルでは、欧州に売りやすいフィジカル重視の傾向が続いており、テクニカルな選手が育たないのだという記事を見かけた。

 

そんな風にブラジルは、欧州サッカーのせいにしているが、そうじゃないと思う。

 

だって、ブラジルW杯のときの選手だって、フィジカルだけの筋肉バカが揃っていたじゃないか?自分たちの代表にそんな選手を揃えていて、育成年代のタレント不足を欧州サッカーへの売りやすさのせいにするなんて、わしが睨んだとおり、もはやブラジルはサッカーというものの本質を忘れてしまったのじゃろう。

 

しかしながら、である。Jで見かけるブラジル人選手のレベルが高いこと。戦術理解はともかく、スピード、コントロール、キック、どれをとっても日本人にはまだまだ追いつけないレベルの選手がうようよやってくる。

 

アルビレックスは特にブラジル人を探してくるのがうまい。

 

一昨年アルビレックスにやって来たレオシルバには、おら、びっくりしただ。急にあまちゃん風な話し方になったのは、ほかでもない再放送を見てはまりそうになっているからじゃが、それはともかくあのしつこいディフェンス、ほんと見事なものじゃ。

 

それに今季やってきて、いきなり結果を出しているラファエル・シルバも素晴らしい。スピードならジャマイカの遺伝子を持つ武蔵も負けていないはずなのじゃが、ストライカーとして二人は比べ物にならないほど違っている。

 

何が違うのか、はっきりと言い当てることはまだできないが、決定的に違っている。

 

そういう選手が、Jにも来るわけだ。

 

おいおい。いったいブラジルはどうなっているんだ?

 

裾野は限りなく広くレベルは高いが、頂点は低い・・・・そういう状態に見える。

 

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他方で、日本も笑ってばかりいられない。

 

リオ・デ・ジャネイロにはそう簡単ではないとわしは思っている。

 

では、日本人の育成では何が間違っていたのじゃろう??