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蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

食欲の復活

それにしても、綾波レイの立体抱き枕をどこかで製造していないものじゃろうか。しかも声つきの奴。

 

☆        ☆        ☆

 

5日の日曜日、やはり体育館で相変わらずフットサルをやっていて、今週も休もうということになり、壁を背にフロアに尻餅をついてはあはあしていると、ヒゲが腹を撫でながら言った。

 

「こないださー、あんぷくていのさー、ラーメンの大盛り食べたんだけどさー、全然足りんかった」

 

わしらは苦笑いをした。あんぷく亭のラーメンといえば、油がたっぷり&ぎとぎと入っていて量も多いので有名で、わしなぞはもう20年も前に卒業した。

 

「むかしはさー、器から溢れるくらいに麺が盛り上がって入ってたもんだったけどさー、今はさー、のぞいても麺が見えなかった」

 

「つゆの中に沈んで?」

 

「そうそう」

 

マサも加わる。「青島も器ばっかり大きくなって・・・・」

 

うちのメンバーは、みんな青少年かと思うような食欲を維持しているらしい。

 

☆        ☆        ☆

 

ところで、日本代表は、ハリルホジッチの方針と指導力によって、走るサッカー、縦に早いサッカー、堅守速攻のサッカーへの切り替えに成功し、それはわしらの間でも「宇佐美のダッシュの本数が増えたらしい」とか、「Jでの球際が激しいらしい」とか噂になるくらいで、まったくもって一人の監督の影響力の強さを伺わせる。

 

すごいことじゃ。監督を変えてここまで雰囲気が変わるとは!

 

しかしじゃよ、わしは一抹の不安も感じるのである。

 

というのは、「カウンターのサッカーは、強者に勝てる可能性がある分、格下チームにコロリとやられることもあるから」じゃ。

 

もしじゃ、カウンターを狙っていて、相手がもっとカウンターを狙ったチームだったらどうしようというのじゃろうか?中盤での奪い合いをやめ、相手にどうぞどうぞと譲り、まるでダチョウ倶楽部のような試合になってしまうのじゃろう。

 

で、お人好しのチームの方が実は、所謂「ボールを持たされている状態」に陥るわけじゃ。

 

これで、相手にモーレツに足が速いむちゃくちゃな奴がいたり、ミドルシュートがやたらすごい奴がいたりすると、そいつ独りにやられちゃったりするのである。

 

そして、そういうタレントに不足しているのが日本というチームだったりする。

 

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カウンター狙いのチームの弱点はまだある。

 

試合巧者のチームに先制点を奪われた場合、相手が無理せず引いてしまうケースがある。やはりダチョウ倶楽部のように、「どうぞ、どうぞ」と中盤を差し出され、「え?そうですか」とイイ気になってボールを回わし、こちらが攻め上がってしまったところで、がつんとカウンターを食らう、そういうサイクルに持ち込まれてしまう場合がある。

 

☆        ☆        ☆

 

じゃ、どうすのか?そういう話は、ま、今後の話ということにするが、基本は「相手をよく研究しておき、対策を練っておく」ということが大切じゃと思う。

 

おっとっと。

 

それだけでは、まずい訳で、対策をねったように、選手が動けないといけない。選手が戦い方を変えることに慣れないといけないわけじゃ。

 

☆        ☆        ☆

 

実際、ポゼッションサッカーをやろうが、カウンターサッカーをやろうが、こんなふうなややこしい話は常につきまとう。

 

それがサッカーの難しいところで、相手が変わっても自分たちのサッカーをやるだけ、というのは、よほどうまいチームの選手個々の心構えの宣言としては有りうるが、 日本のアジアや世界の立ち位置は、そんなに強者ぶりを誇れるものではないし、戦術的な柔軟さというものを、チームとしても身に付けることが重要なのではないかと思う。

 

☆        ☆        ☆

 

ところで、先週の木曜日に、何の前触れもなく、突然食欲が復活したわしは、ごはんの山盛り二杯を毎夕食に食べており、たった5日間で実は腹が重たくなっている。

 

体育館ではあはあしながら、マサが言った。「オレ、動かなかったひと月の間に、太った気がする」

 

マサはひと月ほど前に、ちょっとした怪我をしたのじゃ。

 

腹が重いといえば、ガイとヒゲの専売特許じゃったはずじゃが、どうやら蔓延しているようじゃ!