蘇った!ペンタの蹴球日記

あの世から蘇ってきた蹴球老人の日記

0-8の衝撃!

こんはんは!林原めぐみです。いいえ、ペンタです。

 

今夜は元気なふりをしていますが、どよーんと落ちこんでます。そうです、日曜日のフットサル大会で、うちらのチームが2分け2敗というちょっと残念な結果になったからです。

 

新年から取り組んできた、守ってカウンターサッカーも不発。初戦では若者チームに8点も入れられ、がっくりきました。たぶん、これはオヤックス史上最悪のスコアだったんじゃないでしょうか?で、マサ宅でのビデオを鑑賞すると、先日の試合と8年くらい前の試合とでは、みんな走るスピードも量も違いますし、動きだしも違いますし、何せ闘争心が違ってみえました。おおっと、これはやばいぞ、清国だぞ、いや深刻だい!

 

普段、飲めば陽気なかしまし親爺ですが、この日はときおり、「どうしまっすっかねー」と悩む姿も見られちゃったのであります。

 

私個人は、まるで「月面サッカー」のようなスローモーな動き。トラップにもパスにも精度がありません。しかも一番悪かったのはほんの少しの接触で転んでばかりだったこと。これじゃ、10年前の靭帯断裂シーンを思い出しては、きっと私のチームのメンバーはハラハラしていたことでしょう。しかも、すぐに疲れてボールに反応しなくなるので、あります。

 

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ま、わたし個人の動きの遅さの問題はともかく、チームとしてどうするかは問題だと思うのであります。

 

さて、ここで、少し冷静になりましょう。

 

そうです、まず話し方をいつもの話し方に戻しましょう。

 

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ところで、1月から2-1-2のゾーンディフェンスを取り入れ、取り組んで良かったこともあると思うのじゃ。それは、ゾーンにすることによって、ボール、相手、味方の位置をちゃんと見ながら自分の位置を取るようになったこと。守備をしながら、よく首をふるようになったことじゃ。しかも、ディフェンス時に空いているスペースを少しずつ気にするようになってきた。今までにない頭の使い方をしはじめていることは、これは絶対に良いことじゃとオモウ。

 

次に、うちらが3-1-1をやると、いつの間にか1人を残し、4人で攻め上がってしまう癖があったのが、少し改善しつつあること(できれば、このまま常に2人は残り、これとゴレイロ3人で、カウンターにも対応したいと思うのじゃ)。

 

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他方で、ゾーンにして一度リトリートするようにしたことで、おかしくなったこともある。一度ひくことは、あいてにプレッシャーをかけなくなること、につながりかねない。プレッシャーをかけないと、相手にいいようにパスを回される可能性がある。で、実際に今回パスをまわされたのじゃ。

 

それから、相手ピヴォをマークするはずの選手が離れすぎているケースが今年になって非常に増えているように思う。最初は正月太りのせいかと思ったのじゃが、春になってもあまり改善していないのは、戦術のせいかもしれぬ。あるいは老化のせいかもしれぬ。どちらかはっきりせぬが、解決しないと、これは失点を量産しつづけることになる。

 

先日の大会で、うちらのチームの守備時にどよーんとした「まったり感」が漂っていたことから、もしかすると、ハイプレッシャーをかけなくなっていることと関係がありそうな気がする。

 

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ところがじゃ!

 

実はわしがリトリート、ゾーン、カウンターのサッカーに切り替えようと思ったきっかけは、たとえ前線でプレスがかかったり、ワンサイド切った状態であっても、後ろのカバーの選手がそれに応じたポジションをとっていないことが多いことに気付いたからじゃ。チャレンジ&カバーの、カバーをしない癖のあるメンバーがかなりいることに気付いたからで、カバーのない状態で前からプレッシャーをかけると、逆に簡単にパスをつながれてしまっている現象が気になったからなのじゃ。

 

そこで、リトリート、ゾーンに切り替えたのじゃが、すると、こんどは全体がまったりしてしまい、好きなようにドリブルされ、好きなようにドリブルをされる、ということになったわけじゃ。

 

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さて、次に多かった声としては、やはりパスをまわすサッカーをしたい、ロングボールぼーんはつまらない、という意見である。今回のサッカーはつまらなかったという意見じゃ。むかしのわしらのサッカーは負けても面白かったという意見もあった。

 

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この、老化と、ポジショニングの悪さと、欲張りな要求とを解決する道は、なかなか険しいものである。

 

ま、いきない解決策がみつかる訳はないのじゃが、わしはいくつか考えてみたいと思っている。

 

が、今夜はこの辺で。